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【必見!】フリーランスこそ健康診断を受けましょう

フリーランスの人は20~30代が多いのでは?自分が病気になった時のことは、まだ想像しにくい人もいるのではないでしょうか。

健康診断は大切と分かっていても、いざ受けるとなるとこんな悩みが出てくると思います。

時間もお金もかかりそう…

それなら仕事してたいな

何もなかったらもったいないし

しかし、フリーランスが病気になり仕事ができなくなると収入減に直結し死活問題に発展します。

この記事では…

フリーランスだからこそ健康診断を受けてほしい理由や健康診断の種類や金額の目安、健診センターの現役ナースが推薦する、健康診断の項目についても解説しています。

受けるべき理由や種類が分かればあとは行動するのみです。

人生の資本といっても過言ではない身体。

自分の身体は自分で管理し、これからも元気に仕事をしていきましょう!

目次

1 フリーランスこそ健康診断を受けるべき3つの理由

自分以外の代えがきかないフリーランス。フリーランスこそ健康診断を受けるべき3つの理由があります。

会社員が病気になり欠勤した場合は「傷病手当金」により、ある程度の給与は保障されます。一方でフリーランスには固定給や病気になったときの保障はありません。

フリーランスが仕事を休まざるを得ない状況になると、収入が途絶える可能性があり、この時に初めて身体が資本であると実感させられることになります。

収入が途絶えるリスクを減らすためにも定期的に健康診断は受けましょう

セルフメディケーション税制により節税できる

フリーランスが健康診断を受けたときの費用は残念ながら経費としては計上できません

しかし健康診断の受診自体がセルフメディケーション税制に該当するため、結果的に節税につながります

セルフメディケーション税制とは医療費控除の特例です。

健康診断や予防接種など健康維持を目的とした取り組みをしている人が対象医薬品を購入した際には、その購入費は所得控除にあてられるという制度です。

フリーランスと節税は切っても切り離せません。セルフメディケーション税制を使うためにもぜひ健康診断を受けましょう。

https://bochibochikaachan.com/2022/11/10/self-medication/

    

病気が見つかった場合、健康診断費用は医療費控除の対象になる

ここで一度、医療費控除とはなにかを簡単に説明します。

医療費控除とは医療費、つまり病気の治療にかかった費用が一定の額を超えた場合、所得控除が受けられる制度のことです。

医療費控除に該当するのは「病気の治療」。健康診断は「病気の有無を調べるための取り組み」なので治療ではありません。したがって健康診断費用は医療費控除には該当しません。

しかし健康診断で要治療の病気が見つかった場合は、その健康診断自体が「病気の診断」と見なされるため、健康診断費用は医療費控除の対象になります

発見された病気の重さに関わらず、健康のために早く治療を開始し、その費用は医療費控除へ回しましょう。

2 フリーランスが受けられる健康診断の種類や金額の目安

健康診断には以下の表のようにいろんな種類があり、受け方や金額もさまざまです。

内容金額特徴
市町村安価だか内容が薄い
特定健診メタボの予防に特化
一般的な健康診断会社員が多く受ける

では1つずつ解説していきます。

低価格で受けやすい市町村の健康診断

内容金額特徴
市町村安価だが内容が薄い

各地方自治体が実施している健康診断です。

ここでは京都市の青年期健康診断を例に見てみましょう。

対象者は京都市在住の18~39歳、対象は職場で健康診断を受ける機会がない人です。

事前に京都市へ受診の申請をし受診券をもらう必要があります。金額は3000円で指定医療機関で受診する流れとなります。

  • 問診
  • 身体計測(身長・体重・腹囲)
  • 血圧測定 
  • 血液検査
  • 尿検査
  • 医師の診察

京都市以外でも市町村主催の健康診断はおおよそ同じ金額で、同様の流れで受けることが多いです。

項目は少ないですが数千円で受けられ、ハードルは低いです。お住まいの自治体のサイトで検索し、ぜひ一度検討してみて下さい。

メタボに特化!特定健診

内容金額特徴
特定健診メタボに特化

特定健診とはメタボリックシンドロームの予防に特化した健診のことです。

国民健康保険に加入している40~74歳が対象で、メタボリックシンドロームの予防において重視される項目にしぼられているのが特徴です。

  • 問診
  • 身体測定(身長・体重・腹囲・BMIの算出)
  • 血圧測定
  • 血液検査
  • 尿検査
  • 医師の診察

これらの項目のほかにも、医師が必要と判断した場合には採血項目の追加、心電図、眼底検査が受けられ、健診の金額は無料もしくは比較的安価です。

メタボリックシンドロームを放置すると重大な病気に発展する可能性があります。対象年齢に該当するひとは、ぜひ受診しましょう。

https://bochibochikaachan.com/2022/11/15/metabolic-syndrome/

会社員が多く受ける病院・クリニックの一般的な健康診断 

内容金額特徴
一般的な健康診断会社員が多く受ける

会社員の多くが受けている一般的な健康診断です。

市町村の健康診断のように補助としての受診券はなく全額自費です。しかしフリーランスでももちろん受けられます。

  • 問診
  • 身体測定(身長・体重・腹囲・BMIの算出)
  • 視力・聴力検査
  • 血圧測定
  • 血液検査
  • 尿検査
  • 心電図
  • 胸部レントゲン
  • 胃の検査(胃カメラかバリウム)
  • 医師の診察

病院やクリニックは画像診断ができる設備が整っている場合が多く、網羅的に健康診断を受けられるのが特徴です。

そのほかにもオプション検査が用意されていることもあるので、検査項目を追加することでより健診内容を充実させることができます。

女性は婦人科健診(子宮がん検診や乳がん検診)が付けられることもあります。

女性は若くして婦人科系疾患にかかる可能性もあるので、ぜひ受診の検討を!

金額は病院やクリニック、付けるオプションによりますが、1~2万円程度です。

人間ドックになるとかなり高額になるので、まずは一般的な健康診断から受けることをおすすめします。

3 何がちがうの?健康診断と人間ドック

内容金額特徴
人間ドック精密だが高額

人間ドックと一般的な健康診断の大きな違いは内容と金額で、人間ドックの方がより精密な検査が受けられます

胸部レントゲン検査と目の検査を例にみてみましょう。

一般的な健康診断は胸部レントゲンの受診が多いですが、人間ドックではより精密で病気の早期発見が可能な胸部CT検査が受けられます。

目の検査についても一般的な健康診断は視力検査ですが、人間ドックでは眼底検査という目の中の非常に細かい血管を見れる検査が受けられます。

精密な検査は病気の早期発見が可能ですが、費用も数万円~10万円以上かかる場合も多いです。

人間ドックのコース内容によっては丸1日かかることもあるので、時間や経済的に余裕がある人は人間ドックの受診をおすすめします。

4 文芸美術国民健康保険組合の補助が使える

フリーランスが多く加入している文芸美術国民健康保険組合(文美国保)では、年一回に限り、健康診断にかかる費用の補助金が給付されます。

組合員は23000円、東京都内在住であれは27000円が補助されるので、ぜひ補助金を申請して健康診断を受けましょう。

23000円の補助が下りれば、一般的な健康診断を受けられるので、近くの病院やクリニックのWebサイトで金額や内容を調べてみて、ぜひ受診しましょう。

文美国保以外にも、加入している健康保険組合からの補助があるか一度調べてみるのもいいいですね。

5【健診センターナース推薦】必須の健康診断項目とは?

健診センターの現役ナースが勧める、受診必須の健康診断項目は胃カメラです。

胃カメラの主な目的は胃がんの発見です。

胃がんは日本人の9人に1人がかかる病気ですが、胃カメラの性能向上にともない、超初期段階での発見が可能、その分早期から治療が開始でき、早く社会復帰できる病気と言われています。

胃カメラと聞くとかなり苦しいイメージがありますが、カメラ事体もかなり細いものが開発され、身体への負担が軽くなっています。

それでも苦しいのが不安なひとは、軽く眠りながら胃カメラを受けられる病院やクリニックもあるので、一度調べてみましょう。

フリーランスにとって早く社会復帰できるのは何よりも大切です。万が一治療が必要となっても1日でも早く元の生活にもどれるように、ぜひ胃カメラは受けましょう。

6 代えの利かないフリーランスこそ健康診断が大切

せっかく健康診断を受けたのに何も見つからなかった、時間やお金の無駄だった…と思ってしまう人もいるかもしれませんが、異常が見つからなくて正解なのです。

ほかの誰とも代えの利かないフリーランス。これからの時代、個人でも生き抜くためにはまず健康でいつづけなければなりません。

今回の記事を参考にしていただき、ぜひ健康診断を受けて、充実した毎日を送りましょう!

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